• 20世紀のあまりにも急激な人間活動の膨張は様々な環境問題を生み、人類の生存基盤を揺るがそうとしている。これまで人類は様々な限界を克服してきたが、環境問題という形で眼前に突きつけられた地球的限界を克服するのは非常に難しい。温暖化問題、自然資源や天然資源の劣化などを題材に、地球環境の状況はどうなのか、50年後はどうなるかを俯瞰し、持続可能な社会を実現するために必要とされる知見は何か、何をすべきかを考える。
  • 人間活動の量的増大と質的変化が様々な環境問題を引き起こし、人類を構成要素の一つとする生態系の持続的な発展に様々な影響をもたらしてきた。本講義では、主に人間活動の量的増大が引き起こしてきた、地域での様々な環境問題を取り上げ、環境工学の視点からそれぞれの問題の現状評価を行うとともに、原因解明を含め、問題への対応について考えてみる。特に、水を取り巻く管理のあり方を地域コミュニティレベル、都市レベル、流域レベルでの生活とのかかわりで考えてみる。
  • 本学と連携協定を締結している国立環境研究所から、各分野の第一戦で活躍されている現役研究者らを招聘し、地球温暖化、循環型社会、化学物質、生物多様性等の問題をわかりやすく概括して頂くとともに、現在、専門分野でもっともほっとな研究成果を解説して頂く。
  • 事業活動に伴って排出される産業廃棄物は、家庭から排出される一般廃棄物とは異なり、性状も排出形態も多様であり、その特性に応じた処理が必要となる。事務所や商店などから排出される事業系一般廃棄物も含め、事業活動に伴って排出される廃棄物の排出、処理・処分及びリサイクル等の状況や管理体制、そのための技術について解説する。また、不法投棄など、産業廃棄物の処理に伴って生じる問題について具体的な事例を紹介する。これらを踏まえて産業廃棄物処理が今後進むべき方向について考える。
  • 大気汚染、水質汚濁、温暖化、オゾン層破壊などの環境問題の背後には物理的・化学的な現象が潜んでいることが多く、それらの現象は自然法則に支配されている。本講義では、主に物理法則に支配されている移動現象を概観した上で、物理に関する高度な専門的知識がなくても、移動現象と環境問題との関わりの理解が進むことを目的とする。講義に際しては、数式表現の方が理解が進むと考えられる場合を除いて数式表現は用いないこととする。