• EUの環境政策を実証的に検証する
  • 地球温暖化問題などの環境問題の解を求めるに際して、金融の多様な機能を活用することをテーマとする。なぜ金融手法かというと、最適な費用対効果の政策を選別するには、政府主導の規制や環境税などよりも、環境リスクを市場で審査・評価するほうが効率的であり、かつ膨大な市場の資金を環境対策に振り向けることができるためである。対象となる金融手段は融資、投資、保険、信託などと広範囲に及ぶ。温暖化ガスの排出権取引も対象となる。金融の理論と実践を踏まえて、環境問題を解いていくことを目指す。
  • 環境金融Ⅰを踏まえて、その発展・応用形を検証していく。特に、前半では温暖化対策としての排出権取引を理論、実践の両面から検証する。次いで、金融評価の基礎になる環境債務を取り上げる。さらに証券化、環境保険などに視点を進める。
  • 企業の社会的責任(CSR)を経営の視点で多角的に取り上げる。環境・社会・経済のトリプルボトムラインの考えを踏まえ、企業は多様なステークホルダーに向き合うことで、企業価値を高めていく。その基本原則と実態を検証していく。