• 環境経済学が経済システムに中心軸をおいて環境と経済の調和を考察しているとするならば、エコロジー経済学は、人間の社会経済システムも生態系の一つの特殊な存在様式としてとらえて、環境と経済の調和を考察するものである。エコロジー経済学は、上記の視点を共有しているものの、必ずしも統合されていない多様な方法論と議論の流れが生まれている。講義では生態系に対する基礎的な理解も含めエコロジー経済学の全体像を明らかにしたい。  講義終了後にレポートを提出していただく予定だが、代わりに、筆記試験を行う可能性もある。
  • 環境経済学の基礎的な考え方や大きな枠組みを示すことを目的にする。特に環境政策の経済的手法の内容、あるいは優位性、環境の最適利用について詳述する。
  • 環境問題を経済システムの中に内部化するためには、環境そのものに適切な経済評価が与えられ、環境利用に伴う便益と被害が貨幣額であらわされることが不可欠である。この講義では、環境の経済評価手法と、それによってそのことが可能にする、プロジェクト評価、企業・製品の環境負荷評価の応用、環境を含む国民経済計算体系について概説する。  CVMとコンジョイント分析については、実際のデータに基づいて、計算ができるようにコンピュータルームで実習を行う。コンピュータについての特別な知識は前提としない。  講義終了後にレポートを提出していただく予定だが、代わりに、筆記試験を行う可能性もある。
  • 経済学に関する事前の知識は不要です。環境と経済システムの調和に関する分析が環境経済学の基本テーマです。そのためにも、経済学および関連領域の科目に対する初歩的な理解は不可欠です。この講義では、経済学(特にミクロ経済学)、経済統計学(特に計量経済分析、回帰分析)および産業連関分析に関する入門的内容を講義する。経済統計学、産業連関分析についてはコンピュータルームでの実習を行います。コンピュータについての特別な知識を前提とはしません。講義終了後にレポートを提出していただく予定です。