• ①地球環境保全に関する国際機構、②東アジアにおける地域的取り組み、③越境汚染に関する国際法について学ぶ。地球環境条約論と併せて履修することが望ましい。
  • 前半では、地球環境政策を学ぶ者が読んでおくべき、多大な影響を与えた古典を解説する。『地球の有限性』という一つのテーマを巡る苦闘の歴史が現れよう。後半では、各分野の長期展望について定評のある文献を、分担発表形式で学ぶ。その際、立場の異なる複数の文献を通じて多様な将来像を展望する。参加者は、できるだけ当該文献を事前に読んでほしい。
  • 個別具体の地球環境条約ごとに、対象とする問題、交渉経緯、条文の構成、締約国会議の動向、国内実施について学ぶ。その際、19世紀後半以来発展してきた「国際行政」の一部としての見方を大事にし、多数国間条約の遵守確保手段として発展してきた「国際コントロール」についても学ぶ。国際ルールは単に受け入れ、従うものではなく、交渉を通じて形成していくものであるとの心構えを持ってほしい。なお著名な文献についてレポートを求める。
  • 環境行政の歴史と現在について学ぶ。歴史については、著名な事例を通じて学ぶ。また、現在については、主要な分野ごとにその制度と課題について学ぶ。本講義を通じて、環境行政に関する常識が身につくように努める。著名な事例について課題図書についてのレポートを求める。なお、地球環境条約の国内実施については、環境条約論と重複するので、詳述しない。